ぞんびっ娘アイランド!孤島の群像劇で人が守るべきルールはない♪

不時着した旅客機から、孤島に上陸した面々。
幸いにも、全員が無事だったものの、通信機は故障して、SOS発信をできず。
異常を知った救助隊が到着するまで、生き延びるしかありません

主人公は卒業の思い出作りとして、親友の男子と、その彼女。
さらに、好意を寄せている女子。
ダブルデートの形で、旅行に出かけた途中の、思わぬアクシデント。

旅客機の残骸しかない浜辺で、夜を迎えた時に、主人公は、はぐれていた女子を見つけて、勢いで告白しようとしたが……。

ここは、ぞんびっ娘アイランドでした。
電気すら通っていない孤島で、月灯りだけの夜に、惨劇は幕を開ける。

作品の概要

あの名作、『南国ドミニオン』のオマージュ
『ぞんびっ娘アイランド』という名前に反して、過酷なサバイバルです。

本格的な無人島サバイバル

『巨蟲列島』と似たシチュで、いずことも知れぬ島へ。
左側の画像のように、「マップ上の顔をクリックすれば、会話できる」という、シンプルな仕組み。

基本的に、「食料や素材を集めて、行動回数を消費する度に減っていく、渇きと空腹を補充していく」という流れ。

序盤は水と食料の確保に明け暮れるものの、情報を集めて探索エリアを増やし、生存者と友好的に接していけば、ほぼ問題ありません。
これはエロゲーだから、リソース管理は甘め。

乏しい物資と高まるだけの性欲

『ぞんびっ娘アイランド』で面白いのが、他の生存者との関係を自由に選べること。
序盤のキツい時には、会話をすると資源をくれる男キャラが有能!

「女キャラに愛想よくしていれば、良い」というわけではない点は、『腐界に眠る王女のアバドーン』を思い出します。
こちらは、そこまでシビアではないものの……。

ゾンビ島で、スキルや施設を充実させれば、孤島とは思えないほどの、快適な生活に!?

周回で26種類のENDを確認

よくあるチート展開で、『ぞんびっ娘アイランド』の主人公は、どんどん制作していきます。
最終的には、「島に永住するか? それとも、脱出するか?」の二択へ……。

このゲームは男女平等で、「男女どちらにも、個別エンド」という作品。

噛まれれば、感染。
絶海の孤島で、まったく救助が来ないことでの絶望。

あなたは、他の生存者と仲良くして、助け合ってもいいし、彼らの物資を奪い、組み伏せた女を犯してもいい。
最後まで理性的に話した末の和姦、もしくは、一致団結、友情によるハッピーエンドも……。

ヴァイゼの感想

無人島サバイバルの基本を押さえつつも、Hがメイン。
『ぞんびっ娘アイランド』は、奇をてらわず、面白い構成です。

このゾンビ島の支配者はあなた

周回プレイとしての、「強くてニューゲーム」があります。
また、「条件を満たしたエンディングを任意に選べる」というシステムで、「強制的に終わり」とはならず。

探索ではミニゲームを行うものの、全体的に、サクサクと進められます。
それぞれに個性があって、退屈しません。
彼らの生殺与奪は、あなたが握っているわけですし……。

『ぞんびっ娘アイランド』は、道具とスキルが充実していくため、遣り甲斐バツグン!
群像劇ですが、プレイヤーが操作する主人公によって、サバイバルの行方が決まります。

これだけの大人数は、なかなかに珍しい。
基本は、主人公と、数人のクラスメイトなので……。

各キャラの好感度と自由な行動

大人の男も普通にいて、雰囲気は、洋ドラの『LOST』に近いです。
ゾンビがいるから、同じく洋ドラである、『ウォーキング・デッド』の孤島バージョンとも、言えます。

「主人公だけ脱出する」といった、お約束の展開も、可能です!
当たり前ですが、主人公の行動によって、各キャラの好感度が変わります。

まだ若い人妻や、一緒に旅行していた親友の彼女と、NTRになる女も。
見つけた女に襲いかかり、犯すか、殺せば、後戻りできないでしょう。

ゾンビになったキャラは、島のどこかで彷徨っています
もはや意思の疎通ができない彼らを発見して、戦うのも、1つの結末です……。

壊れた主人公とゾンビ姦

主人公である、タイチの正面は、とある状態で、確認できます。
前髪で片目が隠れた、ミステリアスな感じ。

彼は、オープニングの衝撃的なイベントで、壊れています。
『ぞんびっ娘アイランド』とあるだけに、島にいるゾンビっ娘と遭遇して、弱らせれば、犯すことも可能

特に、「ヒロインだったゾンビ」をズコズコとやる際には、自分の不甲斐なさを感じながら、最高にインモラルな射精へ……。

ただし、いったん犯した女ゾンビは、もう殺害できません!
彼女を弔いたければ、そのまま、倒しましょう。

周回プレイ前提のボリューム

あまり構えず、時間ができた時に、ゆっくり進めたいゲームですね。
周回プレイを選び、鍛え抜いた主人公の実力を見せつけるも、ヨシッ!

他のキャラが、主人公よりも無能だけど、情報やイベントで役に立つ
この基本を守っているから、程よい充実感。

親友の彼女をじっくりと口説く。
ムラムラして襲い、気づかれる前に、親友を処分。
あるいは、女そっちのけで、親友との個別エンドを迎える。

旅行に出かけたグループだけでも、これだけのドラマがあります。
商業ブランドと比べたら、定型になってしまうものの、その可能性は無限大!

NTRが添え物の群像劇

人妻、クラスメイト、妹、メスガキと、色々なタイプがいます。
『ぞんびっ娘アイランド』では、プレイヤーの意志に反したイベントは発生せず、周回プレイにすれば、「あり得ないほどのスキルで、状況を覆す」という展開にも

メインは、島を探索して、ぞんびっ娘と戦い、思い切り抜くこと。
群像劇による人間ドラマも魅力的ですが、ゾンビ姦に興味がないと、忌避感や、物足りなさを感じるかも?

ダンジョンの探索で、余計な時間をとられないのも、高評価!
ただ、状況が分からないにしても、こいつら、勝手に動きすぎ……。

「後ろから掴まれて、ゾンビに噛まれる直前の女」
このようなイベントでは、あなたの判断が、その後を決めるのです。