喉が渇くような疼きと最高のH!マジェタノは今日もセフレになる♪

『クベルの首枷病』の女主人公である、マジェタノ。
彼女は、同人エロゲでほぼ唯一の「リアルタイムで寝取られる女を操作する」という身

ゲームシステムで「あ! 気持ちが変化した!」と分かるため、実に生々しい。
「本番Hは心が伴ってこそ」という心理は、なぜ、浮気セックスに耽るまでに!?

マジェタノは許されるべきか?

完クリしたユーザーでも、意見は真っ二つ。
私自身は、「許されない」という派です。

仕方ない事情だから許されるべき

幼馴染のセロを助けるため、そして禁書の封印と回収だから、仕方ない

分かります。
私の意見とは違うものの、理解しますよ。
ただね?

危険な旅と分かっていて、他に仲間を募らず、セロとの二人旅を選んだのは彼女!
「キャッキャウフフで、二人の仲を進展させよう」と考えたのでしょうが……。

禁書のリスクを知っていたのに、部外者のセロを巻き込んだのは、いただけません。
舐めプによって、自身もピンチに!?
……同情できません。

いかなる事情でも許されない

私の意見です。
クベルの首枷病や禁書があると知っていて、新婚旅行の気分だった末路

バズリアにめられたのも、マジェタノの自業自得!
彼の人間性は分かっていたうえ、「禁書の回収」という使命を帯びた身。
であるのに、「後味が悪いから」で助けた……。

以前でも書きましたが、彼女はバズリア……というか、他人を見下しすぎ。
警戒していれば、「ちょうどいいから、このまま見殺し」と考えたはず。

メタ的に言えば、マジェタノを悪者にせず、仕方なくNTRされるため。
でも、「あの時にこうすれば……」と考えてしまいます。

中毒になったマジェタノという雌

『クベルの首枷病』のマジェタノを擁護すれば、彼女は中毒です
それも、ヤバい物質の依存症と同じ……。

上の画像2つは、別の作品です。
一番下に、そちらのご紹介を掲載しておきます。

マジェタノも、彼女と同じです。
頭で分かっていても、逆らえない」という状態。

それがなくては、耐えられない。
言わば、「喉が渇いたままで、目の前に水を出された」という話。
今だけ耐えても、それはずっと続き、やがて屈服します。

「正当派の寝取り」に対する考察

バズリアは、マジェタノを寝取ります。
幼馴染のセロが退場していて、自分も抱かれないと戦えず、実質的に和姦。

バズリアは「自分が抱くため」

NTRは、2種類あります。
「誰にでも股を開く、淫乱ビッチにする」
「自分専用のセフレ」

バズリアは後者で、とあるエンディングで、その数も分かります。
そのヤリチンも、「あれほどの女は、そうそういない!」と絶賛するマジェタノ。

迷宮の中でセクハラ、本番をするものの、女を大事にします。
まあ、抱かれるしかない状況へ追い込んだのは、こいつですが……。

ともあれ、「バズリアは、マジェタノを口説いている」とも言えます

少しずつ溺れていくマジェタノ

ゲームを開始した直後のマジェタノは、バズリアを拒絶します。
幼馴染のセロがいるから、当たり前。

禁書を巡る戦いで、駆け出しよりも弱くなった彼女は、やむなくバズリアとH。

『クベルの首枷病』が秀逸なのは、「時間制限と、他に頼れる仲間がいない」という点!
死病にかかったセロと、国を滅ぼす禁書の回収。
加えて、地元の権力者の息子であるバズリアが、彼女をセフレにしたくてウズウズ♪

しかも、Hイベント54種類の大半は、バズリアと……。

物分かりが良いセロが不憫すぎる

セロは、寝取られる立場。
彼が「処女を奪われた、汚い穴はいらん!」と言ったら、それで終わり。
ゆえに、彼はひたすらに許す役割。

マジェタノも、「彼を救うため!」という状況。
禁書のことは言えないため、その言い訳で通すしかありません。

ただ、『クベルの首枷病』は、マジェタノがNTRされる話。
何がひどいって、善人のセロはどこまでも報われないこと!

制作した「やさぐれ喫煙所」様も、思うところがあるようで。
ヤリマンビッチになっていく彼女に、エロステータスで辛らつなコメント。

処女を捧げることの特別感

どれだけ理屈をこねても、処女を捧げることは特別。
それをしない女は、やっぱり中古です。

どうあがいても敗北

『クベルの首枷病』は、バズリアの一人勝ち
最良のエンディングで因果応報になろうと、マジェタノは処女を奪われ、自分の意志で抱かれていますから。

NTRは約束されており、その中でも救いがあるかどうか……。

最終的に、マジェタノは懺悔ざんげします。
セロは良い奴で、彼女に引け目もあったから、許しますが……。

それで終わらないのが、このゲームの怖いところ!

マジェタノの危機感のなさ

『クベルの首枷病』で言いましたが、「マジェタノは舐めプしすぎ!」です
天才魔術師としても、他人を警戒せず、クズにも善意を差し伸べたから、この末路……。

舞台になった商易街カルデスタは、迷宮が出現するまで、おそらくひなびた街。
ゴールドラッシュのような賑わいで、その街長はいきなり権力者に!?

その息子でヤリチンがいれば、もっと警戒するべき!
事故に見せかけて始末できるタイミングがあれば、躊躇ちゅうちょなく消すの一択。

どれだけ力があろうと、一時的に封じられるか、昏睡こんすいしたりする恐れはある。
リスク管理をおこたったマジェタノは、自らけがされました。

セロには別れることが幸せ

寝取られたセロには、「マジェタノを忘れて、別の女を探せ」というアドバイス
バズリアに報復しても、心身に刻まれた快楽は忘れられず。

最良のエンディングは、実際に見てもらうとして……。

バズリアとHを重ねて、完全に中毒になったマジェタノは、本当にクズでした。
本音の発言から分析すれば、彼女はもうセロとのHでは満足できず。

『クベルの首枷病』は、2人の過去エピソードも豊富!
一般ゲーなら、最後に必ず結ばれるであろう、心に響く話ばかり。
そして、クズの間男に、マジカルチンチンで寝取られるのだから……。

女の思考を丁寧になぞった名作

寝取られる女を主人公にした、意欲作!
ちゃんとゲームシステムに落とし込み、スリリングです。

本来は分からない心の中まで

快楽に染まっていく女主人公は、多いです。
けれど、「愛する男がいるのに、禁術とセックスで壊されていく」という展開は珍しい

女の思考で、重要なキーワードが浮かぶシーン。
バズリアに抱かれ、体の奥を突かれるたびに、セロへの想いを上書きされます。
「浮気をしている」という自分を正当化している感じ。

自信満々で、その裏付けもあるマジェタノ。
ところが、力を奪われて、愛するセロは瀕死ひんし
助けを求めようにも王都は遠く、地元はバズリアの支配下です。
クズと一緒にチャレンジしても、本当に絶望。
画面の前で応援しつつ、彼女に指示を出しているプレイヤーまでくもる羽目に……。

似たようなシチュで、『迷宮街のグレイス』もありました。
こちらも絶望的だったけど、周りの男たちはグレイスを大事に。
そのおかげで、プレイヤーが処女喪失の相手を選び、そこまで数時間という長さでした。

女の浮気とは「上書き」に他ならない

現実の女も、愛する男は1人だけ。
全てを見られ、触られていようが、過去は過去。

『クベルの首枷病』のマジェタノも、例外にあらず……。

頼りにならないセロ。
いっぽう、心が折れた彼女に優しくして、最高の気持ち良さを覚えさせていくバズリア。

この過程が、丁寧に描かれます。
バズリアは自他ともに認めるクズですが、それだけに女を悦ばせる手管てくだはプロ!
攻略としても、「セロを諦め、ひたすらに抱かれ続ける」としたほうが簡単です

マジェタノは元に戻らない

マジェタノは、元に戻りません。
なぜなら、バズリアにより、最高のHを刻み込まれたから……。

私は、最良のエンディングでも爆弾を抱えたままだと思います
禁術に触れた者が不幸になるのであれば、彼女も同じ。

実際のところ、『クベルの首枷病』の悪いエンディングは、上の画像と似たような結末。
セロが気づくか、気づかないかだけ!

キメセクの味を覚えたマジェタノは、今日も腰を振る♪
誰に?
もちろん、粗チンではなく、他の女も鳴かせている一物にですよ……。