ディストピアの略奪者に希望はない!黒髪の美女は肉便器に堕ちる♪

日本刀を操り、帝国打倒のために暗殺を繰り返すハヅキ。
反帝国のレジスタンスに身を置くも、ひょんなことから恋人になった男が……。

そのブルーノは、ハヅキにとっての弱点
ディストピアの略奪者 ―The weakest go to the wall―がどうなるのか? は、あなたが決められます!

作品の概要

かなりハードで、救いのない物語です。
ダークファンタジーにしても、女主人公でやり通したのは、まさに偉業!

処女クリア可能の反帝国

『ディストピアの略奪者 ―The weakest go to the wall―』は、悲劇です。
独裁で民を苦しめている帝国に逆らい、その転覆を狙うレジスタンス。
その中で「黒の死神」と呼ばれている美しい暗殺者が、ハヅキです。

いかにも主人公らしい、黒髪ロングに紫の瞳。
気崩したセーラー服もどきで、日本刀を携えています。
目撃者を残さず、その正体はまだバレていませんが……。

プレイヤーが危険に近づかず、ハヅキを負けないよう動けば、処女クリア可能!
けれど、いったん処女を失うか、ブルーノとの関係がバレれば……。


ディストピアの略奪者 ―The weakest go to the wall―

帝国サイドへ寝返り!?

恋人のブルーノとの関係がバレれば、帝国に利用されるルートも!?
この場合は、今のレジスタンス組織に対しての二重スパイで、裏切り者。

かつての味方と殺し合い、その褒美として帝国の兵士たちに廻されるハヅキ……。

肉便器に堕ちたハヅキは、もはやスラム街に住むしかありません。
全裸や下着のままで歩く美女は、もはや立派なM♪

これは救いのないNTR物

どうあがいても、ブルーノとは結ばれない悲劇」です。
それどころか、帝国サイドや街の男たちとヤリまくりで、NTR物♪

『ディストピアの略奪者 ―The weakest go to the wall―』は、因果応報。
帝国の兵士たちを殺しまくったハヅキは、大義だけが支え。
しかし、普通の男であるブルーノと知り合い、その矛盾に苦しむことに……。

自棄になって、その女体で男を咥えこむハヅキ。
あるいは、上手く切り抜けても、彼女が罪深い存在であることは確か。

ヴァイゼの感想!

どこまでも堕ちていく女。
それを主人公とした上に、これだけ売った手腕には、脱帽するのみ。

意欲的なマルチストーリー

プレイヤーの選択と、その結果により、ハヅキはそれに見合った未来へ!
これはエンディングだけではなく、そこに至るまでの経緯も……。

たとえば、「何らかの理由で処女を失ったら、敵のハニートラップの任務」と、蟻地獄のように深みへ嵌っていきます。

分岐のフローチャートは、かなり複雑。
とはいえ、原則的に「任務失敗やブルーノの存在がバレる」という、分かりやすい原因。

「ONEONE1」様による徹底したNTRは、娼館での接待H、媚薬によるキメセク乱交と、女として生まれたことを後悔……ある意味では悦ぶだけのフルコース♥

どこまでも堕ちていくハヅキ

前述したように、ハヅキは不憫です。
けれど、彼女は暗殺者で、帝国の兵士たちを殺しまくり。
プレイヤーの視点では、「どっちもどっち」と思えます

ハヅキ自身も、ブルーノに距離を置いています。
「なるべく、巻き込みたくない」と考えているものの、彼が気になっており、流されるように恋人の関係に……。

他の同人エロゲでは、「ある程度で救済される」という流れ。
けれど、この『ディストピアの略奪者 ―The weakest go to the wall―』には救いなし!

同じ寝取られる女主人公でも、コミカルに描写され、やがてセックス中毒になる『クベルの首枷病』とは正反対。

全裸の肉便器が街を歩く

服装変化により、立ち絵や会話も、それに見合った内容へ!
メッセージフェイスもあって、臨場感たっぷり。

全裸で歩き回るシチュでは、もはや犯されて当然♥
「誘っている痴女」でしかありません。

所属しているレジスタンスも、任務失敗を許さない気風。
ゆえに、「負けました」で帰ってくれば、処女を奪われるなどの制裁へ……。

結局のところ、道を踏み外したハヅキは、もう堕ちるだけ
『ディストピアの略奪者 ―The weakest go to the wall―』のオープニングでも、「いつまでも彼と一緒には……」と独白します。

一貫したダークファンタジー

意外に、これだけ乱交、凌辱され続ける大作は見つかりません。
この同人エロゲは、そこらのゲーム5本分を超えるボリュームで、それを描き切りました。

罪と罰でいえば、前述したように、ハヅキは幸せになれません
むしろ、なってはいけないのです。

やっていることはテロで、下っ端の兵士や拠点を潰しても、大局的に意味なし。
その実行犯であるハヅキは、決して許されない。
だから、悲惨な目に遭います。

ダンジョンや施設があっても、基本的に同じ街。
同人エロゲらしい省力化ですが、多彩なルート分岐と群像劇で、それを全く感じさせません!

この路線で大ヒットは凄い

NTR物として、寝取られる女主人公という異色
しかも、大義をテーマにしており、ハヅキに足を洗う選択肢はなし。

同人エロゲは、シコるためのオカズ。
けれど、「最初から最後まで凌辱されまくりで、救いなし」というダークさは、かなりの冒険……。

これで3万本オーバーですから、たいしたものです!

独自のサイドビュー戦闘と、それに伴うHアニメーション。
スキップなどの、「これ、ウゼーな?」と思わせない、遊びやすいシステム。
何よりも、救いがないのに感動できて納得する、深いストーリー!