古き良き、アドベンチャーゲーム。
その中でも人気が高い、「少女を育成する」という、『プリンセスメーカー』の系譜です。
Teaching Feeling -傷肌少女との生活-で描かれるのは、傷だらけの少女と、あなたの幸せな日常。
新たな主人として、奴隷だったシルヴィを導き、夢のような日々を過ごしましょう。
作品の概要
主観視点で、コマンドを選び、シルヴィと交流していく。
昔ながらのアドベンチャーゲームですが、プレイするほどに、愛着が湧きます。
傷肌少女と過ごす日常
ある日、連れてこられた、少女の奴隷。
生気がない目で、お人形のように立つ姿は、家具のよう……。
『Teaching Feeling -傷肌少女との生活-』は、奴隷だったシルヴィとの二人暮らし。
常に主観視点で、没入感が高いです。
ゲーム画面だけでは、この魅力は、伝わってきません。
実際に、プレイしてこそ！
常に男が上位の理想郷
「主人公の呼び方」、「Ｈな単語」について、カスタマイズ可能！
長く接するだけに、自分の好みにできるのは、嬉しい話です。
イラストは劇画調で、裸になれば、痛々しい傷跡が目立つ少女。
でも、服によっては隠せるため、絶妙なバランスです。
『Teaching Feeling -傷肌少女との生活-』のシルヴィは、あなたの奴隷です。
だから、絶対に逆らわず、裏切りません……。
愛情と喜びを知る奴隷少女
序盤を乗り越えれば、シルヴィとの楽しい性活だけ♥
現代を含めた、色々な衣装に着せ替えつつも、一緒に過ごし、パンパンと体をぶつけ合う日々へ……。
萌え絵ではなく、劇画調の重いイラストと、背景。
ボイスなし。
だけど、『Teaching Feeling -傷肌少女との生活-』の重い設定には、これがふさわしい。
いや、これが良いのだ。
ヴァイゼの感想
クラシック。
奴隷がいる日常で繰り広げられる、２人だけの物語は、いつまでも続きます。
男が思い描く理想の女
どれだけ理屈をこねようが、男にとって、「女は守られる存在」に過ぎません。
強い女は求めておらず、その傾向は、同人エロゲで、顕著に見られます。
『Teaching Feeling -傷肌少女との生活-』は、その欲望をかなえられる、至高の逸品……。
シルヴィを見て、「強そうだ……」と思う人は、いません。
なぜなら、線が細く、見た目は女子校生だから。
さらに、体のいたるところにある、服でも隠しにくい傷跡。
これらの要素で、シルヴィは、「男に守られなければ、生きていけない」と、主張。
トドメに、あなたが助けなければ、もはや、命すら危ういとまで……。
「ファンタジーの奴隷」は鉄板
なろう小説は、ＷＥＢの投稿サイトでありながらも、多くの書籍化、アニメ化。
その主力の１つが、「主人公が、女の奴隷を買う」という展開です。
なぜなら、奴隷は絶対に裏切らず、従順だから！
異世界ファンタジーの長所は、「剣と魔法の世界は、現実ではないこと」です。
いかなる残虐な行為であろうと、全て許され、フィクションと認識されます。
『Teaching Feeling -傷肌少女との生活-』は、その強みを活かして、「少女を飼うこと」を正当化しました。
シルヴィが何よりも愛おしい
外に出ても、他の人間は、ただの背景。
町の中や、空気が美味しいアウトドアでの散策は、隣にシルヴィがいればこそ！
最初は、最低限のセリフだけで、愛想がありません。
けれども、全ては、前の主人に虐待されていたことが、原因です。
ゆっくりと距離を詰め、シルヴィが心を開いてきた手応えを感じた時には、普通のエロゲとは一線を画する快感があります。
エンディングを目指すのではなく、シルヴィと共に歩み、あなたがいなければ生活できない奴隷の面倒を見続けるのです。
だからこそ、『Teaching Feeling -傷肌少女との生活-』……。
妹よりも従順で可愛い女奴隷
『妹!せいかつ～ファンタジー～』は、この同人エロゲと、よく似ています。
ただし、女奴隷ではなく、可愛い妹ゆえ、ご機嫌を取ることが重要。
『Teaching Feeling -傷肌少女との生活-』のシルヴィは、妹よりも、弱い存在。
なぜなら、ご主人様に捨てられたら、衣食住すら、失ってしまうから……。
シルヴィには、あなたに逆らう発想がなく、ペットのように、従順です。
ただ、一緒に過ごし、劣情のままに体をぶつけ、中をグリグリと抉るだけ♥
日常シーンからＨまで、シームレスに繋がっています。
場面を切り替えるのではなく、愛情表現の１つとしてのセックス。
売れる要素が詰まった名作
同人エロゲのDLsiteで、まさに桁違いのセールスを誇っているのが、本作。
『Teaching Feeling -傷肌少女との生活-』は、黎明期のパソコンで遊ばれていた、古いインターフェイスです。
けれども、売れるツボを押さえていて、ＣＧの一枚絵や、声優のボイスに頼らない、「俺のシルヴィ！」と言えるだけの生活を満喫♪
Ｈシーンを切り取って、そこだけを見れば、「これで、トップセールス！？」と思えます。
だけど、その実態は、「やればやるほど、傷肌少女に嵌まっていく、底なし沼」です。
地味にアップデートが繰り返されていて、その環境は、決して古臭くありません。
多くのユーザーが認めた、その実力は、シルヴィに会ってこそ、分かるのです。
