呪われし迷宮と乙女たち!回収屋の主人公が彼女たちの全てを握る?

ゾンビ姦の、最終バージョン。
「これを知らずして、ゾンビを語るな!」という、独自の世界観です。

The Dead End ~呪われし迷宮と乙女達~ ALL IN ONE EDITIONは、管理されたダンジョンに潜る、死体の回収屋が、主人公です。
果たして、彼は何を見て、救助した女をどうするのか……。

作品の概要

力尽きた人間をゾンビに変えてしまう、呪われたダンジョン。
水と食料も確保しなければならない、暗くジメジメした場所で、主人公は戦います。

不死の迷宮の回収屋

ダンジョンに潜る冒険者のため、ギルドや、衛兵。
あるいは、酒場などの施設も!

あなたは、不死の迷宮で力尽きた冒険者を救助する、回収屋です。
派閥争いに敗れた聖女が、死ぬと分かっていて、浄化のために潜らされる場面に遭遇しつつも、先輩に教えられつつ、自身も死地へ……。

簡単なアクションゲームになっており、水と食料の概念もあります

過去作の集大成

「幼心の君に」ネクロチックシリーズの、最終作。
それだけに、過去作で培われてきたノウハウが、存分に活かされています。

異世界ファンタジーだけに、ここにモラルはなく、救助した女は悲惨な末路に……

スローライフが許されない聖女と、女騎士。
それ以外にも、一獲千金を夢見る冒険者たち。
彼女たちの運命を決めるのは、他ならぬ、あなた自身です。

プレイヤーの行動で変化

過去作と同様に、「主人公が助けなければ、ゾンビ化」という結末です。
ダンジョン内でも、「救助して和姦」「その場で凌辱」、あるいは、「見捨てる」と、様々な選択肢があります。

女モンスターについては、「モンスター娼館への売却」や、「自宅の地下牢で監禁」も

無事に救助されても、「救助料を払えずに娼婦や、奴隷としての売却」といった、妙に生々しい扱いです。
例えるのなら、『ウィザードリィ』と同じ、「力と金がない奴に、人権はない」という話。

ヴァイゼの感想

淡々と進むため、「これが当たり前」と、錯覚するほど。
蓄積したノウハウを放出したことに加えて、この世界観とのマッチングが良いですね!

最後のネクロチックシリーズ

サバイバル要素は、添えるだけ。
前作の『The Zombie Island ~絶望と欲望のサバイバル~』と比べれば、フレーバー程度。
これは、良い判断だと思います。

考えてみれば、冒険者は、ならず者。
命を助けられたのなら、これぐらいの扱いが、ちょうど良いです

『The Dead End ~呪われし迷宮と乙女達~ ALL IN ONE EDITION』は、退廃的な世界を味わうのが、醍醐味。
「上から目線で、命令されるのは嫌だ!」という方は、あまり好みではないかも?

最後のネクロチックシリーズだけに、作り込みがハンパない……。

やっぱり異世界がよく似合う

淡泊で、インモラルなH。
それはそれとして、「冒険者より下の、回収屋」という設定が、面白いです!

『ウィザードリィ』でも、回収用の二軍パーティーがいました。
まして、「死亡したら、ゾンビにされる」という迷宮では、一刻も早く、地上へ戻す人間が、システムとして必要不可欠。

主人公は、街を歩く衛兵にすら、見下される存在。
だからこそ、迷宮の中で生殺与奪を握った女に対して、日頃の鬱憤を晴らすことに……。

なろう小説でよくいる、「自分より弱い人間をイジメる、小悪党」が、ここでは大正義。
それを言うのなら、「不死の迷宮に、ほぼ単身で潜らされ、謀殺される」という、オープニングですし。

助けた女を様々に扱える意欲作

なろう小説で、不自然に人助けをする、偽善野郎に、「ケッ!」と思っていた方。
ぜひ、『The Dead End ~呪われし迷宮と乙女達~ ALL IN ONE EDITION』を遊んでみてください!

これで、いいんです!
何の関係もない女に、「ほら、助けたよ! 君を苦しめていた偉い奴らも、倒した!」というチート野郎には、クソでもぶつけましょう。

地上に連れてきても、罪人としての晒し者や、救助料の借金で奴隷
それが、不死の迷宮に潜って、力尽きた女どもの末路です。

ぶん殴りたい、モブ衛兵たちが、偉そうに動き回る。
でも、いったん迷宮へ潜れば、そこでは、あなたが王様!

派閥争いに負けた聖女からスタート

マップの完成度は高く、モンスターなどを含めれば、攻略可能キャラは23人!
ゾンビ姦のモード選択もあって、過酷なファンタジー世界を堪能できます。

徹頭徹尾、あなたは、モブの回収屋。
それだけに、「聖女の死体を回収して欲しい」という、裏の依頼も……。

大きな陰謀があって、「金を持ち逃げした奴を探す!」と、自分も逃げて行った先輩を後目に、あなたはダンジョンで回収を続けます。

王侯貴族や、教会の権力争いは、どうでもいい。
あなたが興味を持ち、自由にできるのは、迷宮の中にいる女だけ。

モブとして裏方に徹する物語

薄暗いダンジョンには、ゾンビがよく似合う。
Hにバリエーションがなく、「世界観を楽しめるかどうか?」ですね。

ただ、レベルなどの引き継ぎで、周回プレイをすれば、「みんなを助ける!」という展開にも!?

名前すら出ない、モブのあなたが、国を動かすキャラたちを貶めて、あるいは、助ける。
的確に動けば、気に入ったヒロインを助けて、和姦も可能。
難易度によって、プレイスタイルに幅があることも、グッド!

「女たちを自由にする」という意味で、ここは、最高の狩場。
財宝を求める冒険者どもに、あなたの価値を分からせてやりましょう。