Ambrosiaとは、「美味なもの」「神々へ捧げられた食物」を意味します。
このエロゲを象徴する単語であり、主人公フローデの生き様。
神官見習いの彼女は権力者に逆らい、廃墟となった神殿へ赴任することに……。
ケルベス島にあるのは、沿岸の寂れた村や、離島で大きな街だけ。
Ambrosia アンブロシアの意味を知る頃には、フローデは淫乱な体へ!?
作品の概要
離島を調べていくうちに、明かされていく謎!
『Ambrosia アンブロシア』は、フローデが「真に仕えるべき女神」を見つける物語です。
左遷された先の廃れた女神
ライヒに仕えるフローデは、ケルベス島の神殿へ。
誰も信仰していない廃墟に住み込み、1人だけの生活。
モンスター娘のラフレアと仲良くなるも、ある日、彼女が攫われた。
交換条件として、島にある秘宝を要求され……。
対人Hメインで、モンスターや悪人と戦ったり、地道に布教したり。
絶頂したこともないフローデは、段階的に堕ちていく♥
1人で神殿を切り盛り
廃墟となった神殿。
何をするにもお金が必要で、信者を増やしていけば、主人公のフローデも強化。
その一方で、「女神」と名乗ったノイエも信仰することに……。
「しもばしら工房」さまの作風ですが、フローデは誘い受け。
セクハラに対する許容が、無限大。
男を受け入れ、彼女から誘惑するまでに!?
TRPGと似たフリーシナリオ
段階Hのため、戦闘に負けた場合を除き、「いきなり処女を失う」とはなりません。
ただし、淫乱になったフローデは、Hな勧誘で押しまくり♪
相手が先に裏切ったわけで、自由奔放に生きるのも、彼女の自由。
神官ランクを上げることで出現する場所もありますが、序盤と終盤を除き、プレイヤーの思うがまま!
性経験によるボーナス、ペナルティ。
衣装変更では、露出癖によって装備できるコスチュームが大きく異なります。
ヴァイゼの感想
RPGとしての完成度が高く、面白いです。
フローデを淫らにすることで作業感を薄めつつ、上手にイベントを配置。
淫乱なフローデは美しい
どこにも逃げられない、離島。
そして、フローデに対する、「ラフレアを助けたい!」との動機付け。
冒頭のセクハラと、理不尽な逃走。
演劇を見ているように、スムーズな展開です。
まったく飽きません。
フローデの状態は、Hステータスで分かります。
「神殿を復興するため」「ラフレアのため」と、理由があるため、プレイヤーとしても納得。
「複数の男にご奉仕」のように、乱交シチュが多め。
でも、悲壮感なし!
少女を淫乱にできる楽しさ
『Ambrosia アンブロシア』を楽しくプレイできるのは、ひとえに主人公のキャラ。
嫌がっていないから、「合意したH」と思えます。
丁寧なデバッグと、ユーザーの要望による追加。
商業ブランドにここまでの手厚い対応は、あまり見られません。
最終段階まで進めば、露出したままで歩き、男にヤラれます。
それでも、「楽しんでいるフローデ」といった、合意に基づく行為ばかり。
加えて、フローデが色々な意味で強い!
他の女が精神崩壊している状況になっても、普通に帰ってきます。
本業は神官としての布教
フローデは、神官です。
見習いであるものの、他にいないため、彼女が仕切ります。
『Ambrosia アンブロシア』には、経営シミュレーションとしての側面も。
最初は瓦礫だけの広間が、どんどん豪勢に変わります。
TRPGらしく、「プレイヤーが望まなければ、本番なし」で抑えられます。
部外者であるフローデに住人は冷たく、盗賊、魔物と、危険な存在も多いです。
フローデと共に島の全体を見ながら、「次は、どこへ行こうか?」と悩める。
初めての場所は恐ろしく、強い敵もいるでしょう。
「スケベな日常」という新ジャンル
異世界ファンタジーだから、マイルドですが。
「自らの信仰を疑い、別の神格に従属する」という、物凄いテーマを扱っています。
「名前すら失われた女神は、すぐ加護をくれた」という状況で、ライヒへの信仰を保つのか?
「ラフレアを助けたい!」で誤魔化しているから目立ちませんが、考えさせられます。
オカズ目的で遊んでいれば、そんなの関係なく、シコれますけどね!
全体的に、独特の雰囲気です。
「性を覚えたシスターが快楽墜ち」ではなく、「新たに使えた女神へのアンブロシア」というスタンスだから……。
鋼の意志を持つ美少女フローデ
フローデのHは、『Ambrosia アンブロシア』です。
それゆえ、彼女はどのような凌辱でも、正気を保ったままで帰還。
どれだけ穢され、ハードプレイをされても、ターミネーター並みに、「ダダン♪」という効果音をつけながら、立ち上がる。
竿役の男は、可憐な美少女を犯したいだけ。
それでも、フローデは戦い続けて、その女体をさらし、彼らを受け入れます♥
最初は初心だった少女が、立派な神殿を築き上げて、信者もたくさん!
ムチムチボディを有効活用したおかげ。
全ては、助けてくれた女神様のために……。