とある場所が滅び、モンスターの出現。
教会から呪われた地、廃都「ケッサリア」に派遣された巨乳シスター、ラビアンは、単身で戦うことに……。
ほぼ廃墟となった教会を拠点にしながら、ゾンビや、触手人間を駆逐するラビアン。
その中で、湧き上がる衝動や、同じ化け物に変わっていく体に耐えながら。
シニシスタ SiNiSistarとなったラビアンを待つのは、使命の完遂か？
それとも、悍ましい化け物に犯され、心身を作り替えられた末の、仲間入りか？
作品の概要
「健気なシスターが力及ばず、ゾンビや触手に犯され、穢されていく」
『シニシスタ SiNiSistar』にいるのは、汚される美少女だけ……。
シスター、斯く戦えり
ラビアンの武器は、近距離のソードと、矢を飛ばせる弓の、２種類です。
前者はリーチが短いものの、連続攻撃が可能。
いっぽう、後者は引き絞った状態から、放物線を描きつつ、遠距離まで届きます。
矢には弾数があるため、「どのタイミングで使うのか？」が、大きなポイントに……。
村人だったゾンビ、大きなナメクジ、人を苗床にする植物と、見ただけで危険と分かるモンスターが、次々に立ちはだかります。
レトロゲームのその後を描く
『シニシスタ SiNiSistar』は、上の画像のように、ラビアンの大きな立ち絵と、操作するミニキャラの２つで、構成されています。
背景は、ぼんやりとしながらも、細部まで描き込まれていて、幻想的。
ミニキャラは、思ったように動き、ゲームパッドを使えば、敵の攻撃を避け続けながら、敵に斬りつけるバトルにも！
深い森、地下水路と、ドットならではの、重苦しいステージが、続きます。
すでに滅ぼされた場所だけに、迎えてくれるのは、化け物たち♪
侵食され乗っ取られる女
ラビアンは、すぐに組み伏せられ、犯され、苗床にされます。
１体、２体を倒しても、ちょっとした油断や、操作ミスで、彼女はもう動けません。
その末路は多岐にわたっており、ほぼ全てのモンスターに、専用のやられアニメ！
ミニキャラは小さいですが、左側の立ち絵が、その状況を詳しく示します。
『シニシスタ SiNiSistar』は、シスターの滅びを楽しむもの。
全てを委ね、その身を穢し、あるいは、催眠によって、心から受け入れる。
立ち絵をよく見れば、汚されるほど、酷い目に遭うほど、ラビアンが悦んでいる事実も！？
とんでもない好き者で、上下の口に突っ込まれた触手をよーく味わい、目を閉じている姿は、淫乱そのもの♥
ヴァイゼの感想
自分が破滅する、悦び。
この『シニシスタ SiNiSistar』では、「人として終わるラビアン」を見られます。
バツグンの操作性と淫靡なＨ
昔のアーケードゲームか、家庭用のレトロゲームを思わせる画面。
ただ、その描き込みは尋常ではなく、ラビアンも、感度良好！
「もっさりしている」と感じず、迫ってくる化け物を倒していく爽快感。
かなり暗いのは、雰囲気作りもあって、仕方ない話です。
特に、意地悪と感じた部分はありませんが、難易度は、そこそこ。
アクションが苦手な方は、体験版でチェックしておきましょう。
Ｈシーンは、全て、ステージ画面。
ドットアニメで、抵抗できないラビアンが、やられまくり♪
立ち絵の等身大ドットが絶妙
前述したように、大きな立ち絵があることで、ストレスを感じずに、Ｈシーンを堪能。
ノリは、『メイドインアビス』に近く、「人でなくなる恐怖と、死への憧れ」が、全編にわたって、描かれます。
『シニシスタ SiNiSistar』のラビアンは、感情を出さず、淡々とモンスター退治。
おそらく、使い捨ての人員で、ここを乗り切っても、次の赴任になるだけ。
そう考えたら、化け物の仲間入りは、むしろ、幸せかも！？
ゾンビに、女体の外と中を蹂躙される。
丸呑みされて、全身を溶かされながら、その恐怖と滅びに、絶叫する。
気づかぬうちに、化け物と成り果て、武器を捨てる。
どの結末も、ラビアンの人生を大きく変えます。
だけど、彼女は戦いを止め、何も考えずとも、良いのです。
彼女の安堵したような表情は、まさに絶妙な表現……。
綿密に描きながらボカす技術
一見すると、手抜きにも見える、ドット絵。
しかし、そこには職人芸があって、『シニシスタ SiNiSistar』だけの世界観！
ゴシックホラーとして、荘厳な雰囲気。
腐った肉や、異形のモンスターたちの共演では、輝くような美少女のラビアンだけが異質で、灯りに群がる虫のように、襲いかかられる羽目に……。
大事なのは、プレイヤーに、狙ったように見せること。
ドット絵の長所、「生きているかのような動き」や、「味のある立体感」を見せつつも、独自の破滅を描いた作品として、ラビアンは体を張ります。
穢れなき美少女をどこまでも汚し、その命までも刈り取る。
この上なく背徳的な願いは、この廃都「ケッサリア」と、悍ましいモンスターの群れだけに、許されています。
アップデートで２ステージ追加
同人エロゲは、商業ブランドと異なり、制作者のこだわりです。
この『シニシスタ SiNiSistar』でも、「畜産区画」と「実験室」の２ステージが、追加！
元々、ストーリーで魅せるタイプではないため、新たなステージへ行き、存分にラビアンを辱められます。
頭を覆われて、もはや自分の意志すら失った、元シスター。
鎖でつながれたまま、触手人間に犯されまくり、何度も繰り返したら、自分まで……。
気軽にできて、本格的な横スクロールのアクション。
気が向いた時に遊べて、シコれる、最高の逸品です。
死への憧れと被虐的な悦び
ラビアンは内心で、自由になることを望んでいます。
だから、滅びつつも、安心した表情や、無抵抗に……。
「高い戦闘力で動き回り、その武器でモンスターを滅ぼしていく一方で、力尽きる」
拘束されてからのＨで、ラビアンは嫌がっていません。
形だけ抵抗しているものの、すぐに受け入れる流れ。
完成された、マゾ。
それこそが彼女にふさわしい称号で、その脱がしやすい服も、秘められた願望を示す。
自らが汚された挙句に、命を落とすか、化け物に作り替えられていく過程すら、楽しむ。
誰にも真似できない領域に辿り着いたラビアンの痴態を、どうぞ、ご覧あれ♪
