妖術師見習いの白念が、帰ってきた!
下手な美少女より綺麗だけど、股間に生えているショタは、異国の妖女と!?
バトルはあっても、「戦う」コマンドはなし!
逃げて、逃げて、逃げまくれ♪
三枚のおふだ 鼎 コドクの妖己は、色仕掛けの美女に負けず、逃げ切る物語♥
作品の概要
大人気の、逃げショタ、ロールプレイ♪
様々なスキルを駆使する妖女たちは、甘く、手段を選ばずに、色仕掛けの連続……。
海外デビューした白念
魅了、催眠、発情……。
本来なら、美少女が受けるべき、バステの数々。
しかし、我らが美少年である、白念も、負けてはいません!
妖術師としての修行中に、ひょんなことから迷い込んだ、異国の地。
そこに住まう妖魔たちとの、新たな鬼ごっこへ……。
逃げショタRPG
「三枚のおふだ」として、培ってきたノウハウ。
その全てが、『三枚のおふだ 鼎 コドクの妖己』に詰め込まれています。
主人公の白念は、「相手を足止めする術」ぐらいで、戦うことは不可能。
上から見下ろしたフィールドで鬼ごっこをして、接触されたら、バトル画面でじわじわと接近されていく流れです。
M男プレイだけど、今回は、甘々です♪
まほろば山のメンバーはなし
まほろば山の妖女たちは、お休みです。
夜這いもされる状況で、鉄の意志を持つ白念くんが、新たな痴女……妖女たちに、股間を狙われます。
和風の世界観から、異世界ファンタジーへ。
現代社会から中世ヨーロッパ風はあっても、時代劇の日本からは、前例なし。
シリーズとして、過去作のキャラも登場する、豪華にして、シリーズの最後を飾るにふさわしい名作です♪
ヴァイゼの感想
独自のブランドになった、三枚のおふだ。
この『三枚のおふだ 鼎 コドクの妖己』は、多くの人にプレイしてもらいたい作品。
「三枚のおふだ」の締めくくり
ワンコインで衝撃的だった、処女作。
ここまで辿り着き、同人エロゲー界に、大きな足跡を残しました。
感無量です……。
「やりたいことは、一通りやった」という感じ。
『三枚のおふだ 鼎 コドクの妖己』が、実質的な締めくくり。
白念に反撃させたら、根本的に崩れます。
登場させる妖女としても、ネタ切れでしょう。
主観視点と「鬼ごっこ」の合わせ技
「ゲーム制作として、選んだツールを弄らず、発想で面白くした」
ここに、センスを感じました!
雰囲気のあるマップ、BGM、イラスト。
さらに、鬼ごっこと、捕まった際に、バトル画面を利用しての主観視点。
男主人公でMプレイは、いくらでも、あります。
けれど、主観視点で誘惑され、どんどん拘束され、自分の意志すら、揺らいでいく。
ここが、大ヒットした、一番の要因でしょう。
より甘々になった誘惑
最終作だからか、全体的に、甘い誘惑。
「ほーら、捕まえた♥」と言いながらも、容赦なく、手足を縛り、白念を発情させる妖女たち♪
結局のところ、妖女と戦えない白念は、「手加減されなければ、瞬殺」という立場。
『三枚のおふだ 鼎 コドクの妖己』も、お約束を守ったプレイに、過ぎません。
過去作の紹介で述べましたが、「異形のモン娘でも、よく話してくれるから、愛着が湧く」という話。
わりと、白念に聞き、待ってくれる場面が多いです。
「逃げられるだけの余地を作り、本人が自分で堕落するのを待つ」という流れ。
妖女に勝てないから根負けを狙う
鬼ごっこは、人間の本能に根差した、恐怖。
悪夢の1つでもあり、「絶対に勝てない存在から逃げ続けることで、ストレスの解消」に……。
だから、『三枚のおふだ 鼎 コドクの妖己』も、面白いです!
「勝てない」と分かりきっているため、逃げに徹する白念。
接触されても、「三枚のおふだ」で、抵抗することが可能です。
自分から誘惑に負けて、精を搾られるだけの存在にも。
それはそれで、1つの幸せな結末。
オンリーワンの素晴らしい作品
劇画調だが、美人の妖魔たち。
美少女のようなショタ。
彼らが織りなす物語は、私たちが知らないところで、まだ続いているのでしょう。
惜しむほどの名作に出会えたことに感謝しつつ、このシリーズの紹介を終わります。
色仕掛けでも、その根底に、白念への愛があればこそ、不快感とは無縁!
プレイヤーに選択させつつも、抵抗できずに射精させられる背徳感を、あなたに……。